マンション・オフィスビル・商業施設・老人ホームなどの集合住宅やビルなどを対象に、防水・改修工事を請け負っています。防水工事は雨から建物を守るために必要なものであり、防水の必要な屋上やバルコニーの床、ひさし、エントランスの屋根などを施工しています。当社ではメーカーが扱っている全ての防水工事に対応できますが、主に塗り物系のウレタン塗膜防水、シート系の塩ビシート防水、シートに含まれたアスファルトを溶かして貼るアスファルト防水などを手掛けています。
代表的なウレタン塗膜防水の施工は、まず既存下地の泥や汚れを高圧洗浄できれいにします。次に樹脂モルタルを塗布して下地を平滑にした後、プライマーという接着剤を塗ります。それからウレタン塗膜の下塗りと上塗りの2回の塗装を行い、最後に保護塗料を塗ります。ウレタン塗膜防水工事は施工面積により、1週間から1カ月間くらいかかります。未経験の職人さんの場合は、この作業を2カ月くらいでマスターできますが、仕上がりをきれいにスピーディに行えるようになるまでには数年の経験が必要です。
また防水工事の作業に必要な資格は、有機溶剤特別教育、フルハーネス型安全帯特別教育、職長・安全衛生責任者教育で、資格を持っていない方は入社後に取得していただきます。さらに実務経験7年以上から受験できる国家資格の「1級防水施工技能士（ウレタンゴム系塗膜防水工事作業）」についても資格取得を応援しており、現在、社員全員が取得しております。

防水工事に必要な既存下地の洗浄や、外壁下地工事後に必要な洗浄についても当社が担っております。主に高圧洗浄を行っていますが、タイル洗浄においては、特殊な洗剤を使用して洗浄しています。